天気が良くない為か、坊村へのバスは空いていた。準備運動の後、各自持参した防虫スプレーで身を守り出発。
暑い時期なのでゆっくりペースでの歩行をお願いしたが、最初は急登なので息が荒くなる。早め早めに短時間の休憩を心がけて登った。
途中まで来ると風が通るようになり、暑さも和らぎ気持ちよく歩けた。時々小雨が降りカッパを着たり脱いだり、調節が忙しい。
曇り空の為、武奈ヶ岳山頂の景色は絶景とは言えなかったがそれなりに近くの山並みが見渡せて気分は良かった。
山頂を後にしてコヤモノ分岐付近で昼食、木の葉っぱが程よい雨よけになってくれたことは良かったが、この時期やはり虫が多い。
再度防虫スプレーをシュー。
八雲が原ではテントが一張りあったものの人影は2~3人と少ない。かつて何度かここでテント泊をした事を思い出しながら足を進めた。
八雲ヶ原を過ぎて北比良峠に向けて林の中を通過中「ヒルがいる!」Mさんの突然の叫び声に当たりは騒然とした。
靴を脱ぎ慎重にチェックしたが見つからず、気のせいだったのか、既に逃走した後だったのか真相は未だに不明。
真昼の「ヒル騒動」だった。北比良峠付近からは琵琶湖が綺麗に見渡せて気持ちをほぐしてくれた。
北比良峠からイン谷口までの下山ルート、石がゴロゴロした急坂が彼方此方にある為、慎重に降りるよう皆さんに注意喚起した。
しかし、途中で明らかにスピード早過ぎることに違和感を覚えたが、流れに任せてしまった。
参加メンバーの力量や年齢を考慮すると、安全を優先して積極的にスピードコントロールすべきだったと、リーダーとして大きな反省点だった。
幸い皆さんの頑張りのお陰でトラブルは発生しなかったが、今後の教訓として活かしたいと思う。 CL N
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