四国 石鎚山系山行報告
山行日:20231022()1024()
参加者: 4名   

1日目 中書島8時出発⇒神戸淡路鳴門道⇒高松自動車道→⇒伊予西条IC12:00⇒桑瀬峠13:30 UFOライン⇒土小屋15:30

 中書島を出発して、快適なドライブの中 高速を降りてUFO ライン(標高1500m前後の尾根に沿って走るルート) に入った途端、渋滞に巻き込まれて幅の狭いところでは何度も離合に苦労しました。ドライバーは随分神経を使われたと思います。紅葉適期の日曜と有って帰りの車が多くてギリギリのスレ違い。土小屋迄到着の間には、対向車の脱輪が2回。その度に前後の運転手が力の強そうな男性たち、6人から8人車を担ぎ上げることに❗️こちらのチームのTさんも、Oさんも加勢してお手伝い。無事元通り塞がれた道も走れるようになりやれやれ。そんなこんなで国民宿舎 土小屋到着が遅くなりました。 入浴後、夕食時には運転の労をねぎらい、美味しい日本酒で乾杯。明日の早立ちに備えて、早めに就寝。

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日目 今日は石鎚山と瓶ヶ森の2座を登り下山後、寒風山登山口でテントを張る行程

土小屋 5:18→二の鎖元小屋7:06→石鎚山7:59→天狗岳 8:20→土小屋11:04⇒瓶ケ森登山口 12:00→男山 12:26→女山 12:48→瓶壺13:58→瓶ヶ森駐車場14:17
 ヘッドランプの光を頼りに満天の星を見ながら30分ほど歩いたところで、東の空が赤くなり出し、群青色の美しい青とオレンジのグラデーション。そしてご来光を見ながら緩やかな道を進む。このルートは歩きやすい道といろんな角度から石鎚山の山頂を眺められ、後の景色も次々と絶景が変化し楽しい山道です。いよいよ鎖場、土小屋からのルートは二の鎖と三の鎖場を登ります。女性陣は二の鎖だけ登って撤退、それでも60メートルのほぼ垂直の壁は思いのほか厳しいものでした。腕力の弱さを実感
❗️男性陣は三の鎖も攀じ登り、無事登頂そして天狗岳も制覇しました。天狗岳付近の紅葉はやや終わりかけでしたが、そのすぐ下の山肌は丁度見頃で二の森やこれから登る瓶ヶ森は美しい紅葉を見にまといドシっと大きく美しい姿を見せてくれました。今日は月曜日と云う事で、山頂付近は人もまばらですいてましたが、聞くところによると前日の日曜日は1人座る処もないほどの混雑だったそうです。急ぎ土小屋に向けて下山すぐに約30分の車移動で瓶ヶ森へ❗️

到着後、周回コースを歩くのに、どちらから回るか相談の結果、反時計回りに決定。その為最初いきなりの242mの急登は、先ほど石鎚山を登ってきた足にはチョットこたえたけれども、景色の美しさにずっと見とれて居る間に男山を登り切れた。男山から女山までの稜線歩きは雄大な山並みを見ながら緩やかに登り、1896m山頂に❗️そして氷見二千石原と呼ばれる美しい笹原の中を分け入り、今朝登った石鎚山を真正面に見ながら下る登山道は、心に残る1ページになりました。 駐車場に戻り、これから昨日離合で苦労したUFO ラインを戻り寒風山登山口へ移動。昨日の渋滞が嘘のようにスイスイ平日の車はこんなに少ないのかを実感しました。寒風山登山口の駐車場は絶好のテント場。水場もトイレも近く地面も平。早速設営にかかり、今日のお宿を確保。ささやかな宴会 山の話で楽しいひとときでした。

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日目 旧寒風山トンネル登山口5:19→桑瀬峠 6:14→寒風山 7:18→笹ケ峰 9:17→笹ケ峰南登山口11:23→旧寒風山トンネル登山口12:12
 4時起床。きれいな星空を見ながら朝食 テントの撤収  出発準備
まずは急登を1時間頑張ると縦走路の桑瀬峠1451mに到着。やれやれと安堵した途端、稜線と思いきや寒風山(1763m)が前に立ちはだかる。形の美しいピークで、紅葉も見頃 展望が素晴らしい。でも登りがキツイ。このピークを越えた後も、アップダウンと歩きにくい登山道を強いられるけど、この笹ヶ峰に向かう雄大な景色に助けられ苦にならなかった。そして、念願の笹ヶ峰に到着。皆んなでバンザイ
❗️笹ヶ峰山頂からは、昨日歩いた石鎚山 瓶ヶ森 そして、赤石山系の山並みを心にとどめ下山、周回コースの南登山口への急下降も最後まで素晴らしい景色を満喫出来る道でした。

 帰りに、徳島道の「吉野川ハイウェイオアシス」で食事と入浴をして、楽しいそして充実した山旅を締めくくりました。同行して頂いた伏見山の会のメンバーさんに感謝です。


 
朝焼けの石鎚山 
 
   
瓶ヶ森山頂
 
   

氷見二千石原

笹ヶ峰山頂にて 

 
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