城崎:来日岳 報告書

【山行日】:11/3(金)

【参加者】:5名  

 11月3日(金・祝)に城崎温泉の山「来日岳」に行ってきました。当日は晴れで天気予報では日中の気温は27℃とのこと。
 参加者は5名。 京都駅に06:30集合し嵯峨野線と山陰本線を乗り継いで10:25城崎温泉駅に降りる。

諸準備を済ませ10:40行動を開始する。駅前から県道3号線に合流し山陰本線と円山川との間を南西に歩く。11:00風雨にさらされて読みづらくなっている来日岳への案内板で線路をくぐる。5分ほどで登山口がありゲートをあける。判別しにくいが阿弥陀如来と弘法大師の石像が苔を纏って鎮座している。途端から急登が始まる。高度8mから高度304mまで山腹のきつい登りが続く。あまり利用されていないために荒れ気味で道幅も狭くストックが使いづらい。場所によっては三点確保を強いられる。点在する弘法大師石座像に励まされ辛抱の登り。眺望所ではゆったり流れる円山川を見下ろす。12:05高度304mでようやく尾根に登りつき一息つく。ここからしばらくは広い尾根道の緩やかなほぼ下りで紅葉にはまだ早いようだが快適な歩きが楽しめた。

高度250mの鞍部から再び狭い尾根の急登となり広い尾根になればブナ林に出会う。
13:25
山頂手前のあずまやで休憩をとる。日本海にそそぐ円山川の穏やかな展望を一息楽しむ。
13:35
電波塔の立つ標高567mの山頂には一等三角点があり、15体の石像が一列に行儀良く並んでいる。
ここから紅葉の始まりかけた林道歩きとなり高度400mの林道出合までは舗装路である。
14:20
紅葉平には石標がある。あとは延々と黙して歩くのみ。
14:55
大師山の大師堂で休憩をとる。ここにも弘法大師像を真ん中に石像が15体並んでいる。
観光名所であり志賀直哉など文人墨客も訪れていたのであろう。
15:00
温泉寺へ下山を開始する。ロープウェイに沿って階段を下り15分ほどで温泉寺の屋根が見えてくる。
観光客も多く、立派な山門を旅館の浴衣姿で外人女性が歩いていた。

城崎温泉では浴衣で下駄をはいて外湯巡りをする風情が喜ばれているが、その延長線上でのお寺参りはいかがなものか。15:30温泉街に出る。コンビニで夕食とビールを仕込み15:55城崎温泉駅で行動を終える。17:02発の列車に乗らねばならないので温泉で汗を流すのは諦め、ビールで健闘を称えあった。往路と同様鈍行列車を乗り継いで帰宅できたのは21:30であった。ネットにはその日城崎湯原町に18:05クマさんが出てきたと出ていた。
  
     
     
     


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