()()街道(伊勢街道)

【山行日】1月28日(日)

【参加者】10名

  第1回目の初瀬街道を歩いてきました。参加者は10名でした。

 伊勢街道は伊勢本街道と並行して難波や京から伊勢神宮をつなぐ街道なのですが桜井の初瀬を歩くので「初瀬街道」とも呼ばれ、また青山を越えるので「あお越道」とも呼ばれていた。伊勢本街道よりか高低差も難所も少なく江戸期には盛んに歩かれたとのこと。本来の初瀬街道は桜井の長谷寺からお伊勢さんに向かうのですがわが会としては以前に大和朝倉から長谷寺を経て西峠を越えて榛原まで歩いています。よってこの度は伊勢本街道と道を分ける本居宣長も泊まったとされる萩原宿の札の辻から歩くことにした。札の辻には旧旅館「あぶらや」があり、今は宇陀市歴史文化館として開放されている。

 09:20近鉄榛原駅から歩き始める。大衆演芸場のある商店街を通り札の辻に出る。「あぶらや」さんはまだ開いていなかったが管理人さんが出てきてくれて中を案内してくださった。この例会は登山ではないのでみんな気軽な感じで会話が弾む。福地の街道沿いには登録古民家が次々とあり昔はかなり繁盛していたと思われる。琴平神社や椋下神社を通り09:50庚申道の辻で「左は山 右いせ道」の石標を見る。旧街道から近鉄と並行する国道に出て、しばらく天満台下の国道歩きとなる。山辺三へ入るところで行き過ぎ、戻ったところで地元の方に道を聞いて旧街道に入る。室生ダムには行かないで10:55濡れ地蔵の案内板を見る。エノキの巨木を見て再び国道に出てしばらくで半焼橋を渡る。国道と近鉄をくぐり稲刈りの済んだ田んぼで12:00ランチタイムとする。民家の裏道からいせを指さす大野の石標がある県道に出る。中学校や小学校の前を通り近鉄室生口大野駅に着く。えび坂は今回唯一の登りである。途中13:00北向き地蔵を見る。海老坂橋を渡り旧街道に入ると道には常夜灯があり醤油店や旧旅籠が立ち並んでいる。橋を渡れば長命寺の石段が見える。13:50長命寺には琴弾峠跡の石碑や源欣応の歌碑などがある。国道に合流して再び街道に入るのだが道が分からない。近鉄三本松駅が見えてきたので適当に道を選び駅に着き14:20行動を終える。

 今回は奈良県の道でしたがこれからは三重県の道となります。松坂を経てお伊勢さんまでこの街道歩きを続けていきたいと思いますが何時どの様にするかは充分考えられていません。煮詰まった時点で行いたいと思います。

     
     
     


   ホームページに戻る

inserted by FC2 system