赤坂山冬山テント泊

【山行日】 2023年2月11日、12         【参加者】 5

【コースタイム】 1日目:赤坂登山口12:30-武奈の木平13:32-栗柄越手前の木立14:38-テント完成15:45

2日目:テン場出発8:15―山頂8:40―テン場到着9:00テント撤収後出発10:20―さらさの湯12:15

天気:1日目晴れ 夜中:雷、雪  2日目:曇りのち晴れ

  

お昼にマキノ高原に到着し、3名は食堂でランチを取り、2名は外でおにぎりで腹ごしらえをしてから出発。
初めての雪山登山はいろいろ不安です。雪を溶かして飲むのがどうにも心配で水を大量に持参していましたが、
重さに耐えきれず捨てました。少し身軽になったものの重いなあと思いながら歩き始めました。
登り始めは、雪解け水がたくさん流れてきて歩きにくかったのですが、標高が上がるにつれて、どんどんきれいな雪になってきます。

武奈の木平ではたくさん雪があると思ったのですが、以前は東屋が隠れるほど積もったそうです。
そうこうしているうちに
栗柄越手前の木立に到着。早速雪を踏みしめて固めていき、できるだけ平らにします。
疲れているのかと思っていたOさんは、血が騒ぐのか元気にスコップを握りしめていました。
固めた雪を四角く切り出して、風除けのブロック塀を積みます。竹ペグはTさんが準備してくれたそうです。
男性のテントはあっという間に完成し、ブロック塀も素晴らしい出来でしたが、しばらく経った後完成した
女性テントはなんだか頼りないブロック塀となってしまいました。ただ性能に問題はなく、夜中にたくさん
降った雪をちゃんと堰き止めてくれていました!テントが完成したら、雪を集めて水作りです。
幸いきれいな雪だったので、安心して飲めました。

私はIさんの準備してくれたカレーうどん鍋をいただきました。山の中でこんなにたくさんの野菜が食べられるなんて
感激でした。夕食後はすぐに就寝しました。が、疲れているのに目が冴えて全く眠れません。
外から変な音がするのです。小動物が穴を掘る音や獣の唸り声がして、怖くて3時間ほどシュラフの中で
「早く夜が明けて欲しい」と願っていました。しかも、持参したサーマレストの銀マットでは地面からの冷気が
全く防げません。
シュラフはイスカのエアドライド480にゴアテックスのカバーを掛けていて、上半身の前面部は暑いくらい
ぬくぬくで、背中はゾクゾクするほど寒いという状況で眠れぬ夜を過ごしました。しばらくするとIさんが
起きていたので少し話をした後、気持ちが少し落ち着き眠ることができました。

翌朝は7時に起床。各々朝食後、ワカン装着など準備をして頂上を目指します。樹林帯を抜けると、風が強い!山頂では寒すぎて長居はできず、写真を撮った後すぐに下山しました。
テン場に戻り、腹ごしらえした後、撤収作業を始めました。ふかふかの雪を踏みしめながら、下山しました。
あっという間に登山口に到着し、さらさの湯に立ち寄って帰宅しました。次に参加する時は、
エアマットを必ず購入しようと思います。参加者の皆様のおかげで無事雪山テント泊ができました。ありがとうございました。

 
雪を固めて、壁を作りテントを張ります。
 
きれいにテントが張れました。満面の笑み。

 テントの入り口は段差をつけて、靴を履くのが楽ちん。
 
 
2日目の朝の山頂です。寒い
 
 
山頂からテン場に下りてきたところ。これから撤収です。
 
20㎝積もりました。あまり人の歩いていない雪道を進みます。
 


           

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