赤坂山 山行報告

【山行日】 2月23日(祝・金)

【参加者】 11名  

 往路:マキノ高原温泉(9:40)→赤坂山登山口(9:50)→武奈の木平東屋(10:50)→赤坂山山頂(12:03

復路:赤坂山山頂(折り返し)→粟柄越付近で昼食休憩(12:30(15))、ビーコン訓練(於:同左場所)→東屋(14:10)→登山口(14:55)→マキノ高原温泉(15:00

 全体的に曇りの天気で、登り始めからポツリと雨粒が落ちてきて、外気はひんやりと肌寒かった。山頂付近の積雪も見込んで最初からレインウェアを着装する。マキノ高原温泉の隣はスキー場となっているが、2月下旬であるにもかかわらず全く雪はなく、これも地球温暖化による影響だろうかと感じられた。登山口からずっと階段が続き、30分ほど登って、そこから尾根伝いに山道を歩く。武奈の木平の東屋の手前まで来ても少量の積雪しか見られず、参加者からは、「こんなに雪がないのも珍しい。いつも一杯あるのに。」「いつもならここでアイゼンを付けているはず。」との嘆き節も。

 上に登るにつれて、少しずつ樹木の葉に雪が残っていて、以前、とある寺院で鑑賞した半夏生のような姿形で、何かとても新鮮なものに感じられた。1時間半ほどすると、ようやく雪山に来たような光景になってきた。「万歳!」と誰かが叫ぶ。それでも雪は例年よりもかなり少ないそう。 参加者のほとんどは、アイゼンを付けることもなくそのままで、余裕で山頂へ着いた。

 山頂は、どんよりとした雲に包まれ見晴らしはよくなかったが、記念写真を撮って折り返す。折り返しの時点で風が吹き、時折、山々や琵琶湖の透きとおった美しい姿が見えたが、しばらくするとまた雲で隠れて見えなくなってしまった。風雪のない粟柄越付近まで移動し昼食休憩を取る。その後、その場所で、初級者対象のビーコン訓練を実施する。(基本的操作法の学習、雪を掘って埋めたビーコンを探索する演習)訓練は短時間ではあったが段々と身体は冷えて、講師の方々もしゃべりにくそうにされながらも、一生懸命に御指導くださった。

 下山に当たって、地面はそれほど滑らなかったが、その場で初級者は安全性と練習も兼ねてアイゼンを装着する。帰途は同じコースをたどり先頭リーダーのペースで難なく下山した。

 
武奈の木平で雪兎のお出迎え
 
武奈の木平の東屋
 
   
赤坂山山頂
 
 
ビーコン訓練
 
霧氷と琵琶湖のコラボレーション
 
少ないですが雪もありました


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